肥満(安全な薬を使ったダイエット)

ダイエットは女性にとって永遠のテーマだと思います。
太っている事は外見的な問題のみならず、健康上にも問題があります。
世の中はめたぼ検診なども言われるようになり、太らないように関心が強まってきています。
肥満は糖尿病・痛風など成人病のリスクファクターとなり、そのような病気になると生活の質も悪くなります。

食欲抑制薬をご存じでしょうか?
この薬は食欲にかかわる神経に働きかけて、食欲をおさえます。
また、体の消費エネルギーを促進したり、代謝をよくすることで体重を減らします。
リバウンドはほとんど無いと言われています。

妊娠中の使用は禁止されています。
眼圧を上昇させるおそれがあるので、緑内障のある人は禁止されています。
また、精神症状が不調な人には向きません。
心臓病、膵臓病、腎臓病、肝臓病、高血圧症、脳血管に病気のある人も、病状により使用できないことがあります。
糖尿病やてんかんのある人も慎重に用います。

飲み合わせに注意する薬があります。服用中の薬は医師に報告してください。
 ・飲み合わせの悪い薬..MAO阻害薬(エフピー錠)
 ・飲み合わせに注意..昇圧剤(エピネフリン、ドプスなど)、一部の降圧剤(アルドメットなど)、糖尿病の薬、
インスリン、甲状腺ホルモン(チラーヂン)など。
 ・飲酒は控えてください。めまいや眠気、精神的な副作用がでやすくなります。

決められた飲み方を必ずお守りください。
 ・夕刻以後の服用は原則として避けてください。夜に飲むと、眠れなくなってしまいます。
 ・1カ月以上続けても効果のない場合は、中止することになっています。

重い副作用はほとんどありませんが、むやみに量を増やしたり、長く飲み続けたりすると、薬に頼りがちになり、
やめにくくなるおそれがあります。
決められた用量をきちんと守ることが大切です。

やせて健康になると言っても、やせすぎると婦人科的には無月経となりやすく、かえって体調が悪くなり注意が
必要ですので適切な指導を行います。
服用期間はできだけ短期間とし、3カ月を限度とします。長期服用は好ましくありません。

 費用
高度肥満症の方(BMI>35)   保険適応あり、診察代と保険の薬代
それ以外の方   1回目で指導料・体重測定・採血などで5,000円+薬1錠1,000円、
2回目からは薬の料金+検査料です。
時々体調が悪くなっていないか検査(採血など)をします。

BMI=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))
例えば体重79kgで身長175cmの人は
BMI=79÷(1.75×1.75)=25.7となります。