月経異常

月経周期の異常
月経の周期は、通常28日〜30日ですが、それより短い、長い、不規則であるという場合です。
卵巣機能が落ちてくると(更年期など)短くなることが多く、排卵障害があると長くなることが多いようです。
多少周期が長くとも、きちんと排卵しているような場合は、直ちに治療の必要が無い時もあります。
基礎体温を測ってもらい、ホルモン検査(卵巣、下垂体ホルモン)を行って治療の必要があるかどうか
診断します。 

月経期間の異常
月経は通常5日から7日間で終了します。
ごく少量で、2〜3日で終了するとか、7日以上続く場合や、一旦終了したのに再び出血するとかする場合、
ホルモン異常や、子宮筋腫、子宮内膜症があるかもしれません。

月経時出血量の異常

一回の月経時の出血量は約200ml以内と言われています。
これを超えて出血する場合、一ヶ月で造られる赤血球の量を超えてしまう為、貧血になってしまいます。
貧血になると心臓、肺を酷使し、知らず知らず体に負担をかけています。
子宮筋腫や内膜症(腺筋症)が見つかることが多く、早めの治療をお勧めします。

治療方針

ホルモン療法

カウフマン療法と言われるもので、卵巣ホルモン(卵胞ホルモン、黄体ホルモン)を使って規則的に月経が
来るようにします。
いわゆるピル(中容量、低容量)を使う場合もあります。
ただし低容量ピルは保険適用となっていませんので、自費となります。

漢方療法

いわゆる体質改善を行います。
漢方薬により、体内の血流を自律神経のバランスを整えることによって治療します。
当帰芍薬散、桂枝茯苓丸、加味逍遥散、温経湯などを使います