★所在地
〒183-0055
東京都府中市府中町2−5−8 レルシール府中 1階
                  貝原レディースクリニック
042-352-8341(電話)
042-352-8340(FAX)
休診日:日曜・祝祭日(平日は毎日診療)

 保険医(各種保険取扱い)
 母体保護法指定医
 (社)日本産科婦人科学会産婦人科専門医

●産科(妊婦健診、4Dエコー)   ●婦人科  
内科(女性のみ)   ●各種検診   ●予防接種

不妊症

はじめに
私は大学病院に勤務している頃、不妊症専門チームにいたことがあり、そこで多くを学びました。
この分野には力を入れています。
当院では、タイミング法から精子洗浄人工授精まで行っています。
高度医療機関では、卵胞チェックだけでも一日がかりの受診をする覚悟が必要です。
しかし、患者さんの中には体外受精までは望んでいないがまずは原因を知りたい方、初期的な治療で妊娠できる可能性のある方がたくさんいらっしゃいます。
そういった方々をサポートできればと思っております。
私が大学病院を始め、勤務医時代から診た患者さんのうち、かなりの方が人工授精までで1年以内に妊娠しています。

 ●不妊症とは?
生殖年齢にある男女が一定期間にわたって正常な夫婦生活を営んでいるにもかかわらず、妊娠が成立しない状態を不妊症と言います。少子化傾向にある現在ですが、その反面不妊にお悩みになるご夫婦も多く、そのお悩みは極めて深刻です。それにも関わらず社会的な理解は必ずしも十分とは言い難いです。
 不妊とはひとつの状態でありひとつの側面にすぎず、人間全体を意味しているわけではありません。しかし、妊娠が成立しないとあたかも人間的に劣っているかのような錯覚を受けかねません。排卵しなくても女らしい人は多いし、精子が少なくても男性らしくないとは限りません。当院では不妊でお悩みのご夫婦の心を大切にしながら妊娠の成立に向けて努力したいと思います。
●治療にあたって
 不妊の治療の最初のステップはその原因の検索です。しかし原因が極めて多岐にわたるために、その治療法も様々ですし、その重症度も一通りではありません。またどんな検査を行っても全ての検査結果は正常であり、不妊の原因が明らかになるとは限りません。そのため治療法の決定に苦慮する場合もあります。そして患者さんによっては、どんな方法でも良いから妊娠したいという人もあれば、排卵誘発剤は絶対に使いたくない、漢方薬で治療して欲しい、人工授精は良いが体外受精は絶対にいやだとか様々なご希望があります。
患者さんの現況を直視しつつ、患者さんと話し合いながら治療方針を決定したいと考えております。
しかし、検査や治療を行う場合に月経周期の中でいつでも良いのではなく、それぞれに至適な時期があるためにご協力をお願いいたします。
またどんなに急いだとしても排卵は一ヶ月に一度しかありませんので、根気強い治療が必要になります。


原因

不妊の原因として考えつくのが、
1.ホルモンバランスが悪い(生理不順、生理周期が長い、基礎体温が不規則)
2.性交渉のタイミングが合わない
3.排卵障害あがる。
4.高プロラクチン血症
5.黄体機能不全
6.卵管閉塞
7.頸管粘液の性状が悪い
8.排卵期の子宮内膜が薄い
9.精子の状態が悪い
10.子宮内膜ポリープがある
11.クラミジア感染症がある
12.抗精子抗体がある
13.男性ホルモンが高い
14.インスリン抵抗性がある

など数えたらきりがありません。
治療
当院では、それらの原因に対して漢方療法、タイミング療法、排卵誘発剤による排卵誘発、メトホルミン療法、プロラクチン抑制、黄体ホルモン補充、男性ホルモンを低下させる、卵管通水・造影、子宮内膜ポリープ除去、頸管粘液や内膜の状態を改善、精子の量を増やし元気にする薬、少ない精子を濃縮洗浄する精子洗浄人工授精などで治療していきます。
しかし、私の経験上できるだけ薬や注射を使わずに使ったとしても最低限の量を使って治療していったほうが妊娠率が高いと考えています。
数年間妊娠しなかった人が治療を開始するやいなやすぐに妊娠したり、逆に一生懸命治療していた人が治療をやめたとたんに妊娠することもあるのが不妊症の奥が深いところです。
当院では人工授精(AIH)、特に精子を濃縮洗浄した人工授精まで行います。
それ以上の治療(IVF-ET、ICSIなど)が必要と判断した場合は高度医療機関を紹介致します。

●検査
検査名 検査時期 月経開始日をDay1とし、月経周期28日周期の人の標準的なDay
基礎体温(BBT)
毎日自分でつける .
LH・FSHの測定・LH-RHテスト
月経中 Day1−Day7
プロラクチン値の測定・TRH負荷テスト
月経中 Day1−Day7
卵管疎通性検査
 (1)子宮卵管造影
 (2)通水検査
排卵を確実にしていないと考えられる時期 Day7−Day10
超音波断層法(卵胞測定、内膜の厚み)
排卵期 Day12、Day13、Day14、Day15(排卵確認)のうち数回
尿中ホルモン検査(LH) 排卵期 Day13、Day14
頸管粘液検査
排卵期 Day14
ヒューナーテスト 性交後 Day14頃
黄体ホルモンの測定 高温期 Day18、Day19、Day20頃
子宮奇形などの形態診断
いつでも良い .
子宮内膜症・子宮筋腫などの骨盤内診断
いつでも良い
クラミジア感染症
いつでも良い
DHEA−S、テストステロン いつでも良い
TSH、FT4、FT3 いつでも良い
血糖、インスリン いつでも良い
精液検査 いつでも良い
抗精子抗体 ヒューナーテスト不良の時