★所在地
〒183-0055
東京都府中市府中町2−5−8 レルシール府中 1階

042-352-8341(電話)
042-352-8340(FAX)
休診日:日曜・祝祭日

 保険医(各種保険取扱い)
 母体保護法指定医
 (社)日本産科婦人科学会産婦人科専門医

●産科(妊婦健診、4Dエコー)   ●婦人科   ●子宮ガン検診
内科(女性のみ)   ●各種検診   ●予防接種


正常月経
はじめに
月経とは「ある間隔すなわち一定の周期をもって反復する子宮体内膜からの出血」と定義されている。月経異常を理解するためにはまず正常な月経とはどのようなものか理解する必要がある。月経は視床下部、下垂体および卵巣の内分泌腺機能と密接な関係を有しているが、その点に関しては「月経の仕組みと女性ホルモン」を参照して下さい。
初経年齢:10〜15歳
初経とは初めて発来した月経を言う。正常な初経年来は10〜15歳であり、15歳以前にほとんど全員が初経をみる。逆にいえば16歳になっても初経をみない場合には将来、月経の発来を期待できないことが多い。すなわち原発無月経になる可能性が高いために検査を始める必要がある。初経発来時の身長、体重は年齢に関係なく、146cm、40〜42kg程度である。
月経周期日数:25〜36(38)日
月経周期日数とは、月経出血開始初日から次回月経開始前日までの日数である。正常範囲は周期日数が25〜36(38)日の間にあり、その変動が6日以内である。20〜39歳の性成熟期婦人では27〜29日であることが多い。
月経周期が正常範囲内にあり、しかもほぼその日数が一定している場合には整調(順調)月経といい、その日数によって幾日型と表現する。たとえば30日型というがごとくである。
月経周期が不規則で次の月経日が予測不可能の場合には不順月経という。
月経持続日数:3〜7日
月経開始より終了までの日数をいい、正常範囲は3〜7日である。出血日数が2日以内の場合には過短月経、8日間以上持続する場合を過長月経と呼ばれている。
月経血量
月経血量の測定は一般的ではないが、100〜150g程度までが正常範囲とされている。月経2日目に出血量が最も多く次第に減少するのが正常である。また、月経血は非凝固性である。従って、血液の固まり(凝血)が多量に出たり、あるいは日数とともに減少傾向にない場合などは明らかな異常である。月経血量が異常に多いものを過多月経といい、逆に異常に少ないものを過少月経という。過多月経を起こしやすい代表的な疾患は子宮筋腫、子宮内膜症である。
月経との鑑別
月経血量があまりにも少ない場合や多い場合には月経でない場合もある。特に予定月経の頃に性器出血があると月経と勘違いしやすいので注意を要する。たとえば流産や子宮外妊娠などによる不正性器出血と月経とを鑑別しなければならない場合もある。最近では簡便で、迅速かつ高感度で特異性を備えた妊娠検査薬が開発されている。薬局で簡単に入手可能であるために、普段の月経パターンと異なり、妊娠の可能性があるならば、妊娠検査を行うのも妥当である。
月経と診断するには?
予定生理の頃に性器出血があった場合には月経であることがほとんどである。しかし、時には月経と断定できない場合もある。月経と診断するには月経持続日数、月経血量がふだんと同じであり、しかも月経随伴症状すなわち月経困難症や月経前緊張症などの症状を伴った場合には月経と判断できる。出血量が普段と異なったり、月経痛などの月経随伴症状の状況が異なる場合には月経ではない可能性があるので注意を要する。
閉経年齢:45〜55歳
閉経とは卵巣機能の衰退または消失によって起こる月経の永久的な閉止をいう。43歳未満で閉経が起きたものを早発閉経と呼び、女性ホルモンの分泌が早期に停止するためにさまざまなホルモン障害がきたしやすいので、ホルモン補充療法などの適切な対応が必要である。